2012年01月08日

腿裏の張りA

腿裏の張り@では、その原因に関して説明していきました。


競技エアロビクスにせよ、マラソンにせよ、
その競技力を向上させる上で、腿裏の筋肉はとても重要な要素の1つであります。


重要な要素であるがゆえに、疲労も蓄積しやすく、筋肉の張りも強く現れやすい部位です。


張りが強くなり過ぎると、
今までの可動域と比べものにならないくらい動きが制限される、
ストレッチをしても突っ張ってしまって全く緩まない、
といった状態に陥ってしまします。


当然、脚にブレーキがかかったまま動いてるのと同じ状態です。
そして、そのブレーキは体全体にも影響を及ぼします。


腿裏の張り@では、
○ 一度筋肉を 収縮させ緊張を取りながら筋温を上げつつ、ストレッチを織り交ぜていく方法
○ アイシングで緊張を取っていく方法
を述べました。


腿裏の張りAでは、
“腿裏の張りでも、原因は腿裏そのものだけではない”ということ
を解説していきます。



一般的に解剖学では、ある骨の付着部(起始部)からある骨への付着部(停止部)まで接続している筋肉を1つとした考えで成り立っています。


腿裏の筋肉は、
坐骨から膝裏下の脛骨・腓骨につながっている大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋です。
腿裏の張りであれば、これらの筋肉そのものの問題として考えることになります。


整形外科などでは間違いなくその部位の問題としてしか診断されないでしょう。


ところが体というのは、筋膜という結合組織線維の網が、頭から足の裏まで様々なラインを通って繋がっています。
例えば、皮膚を見れば、全身つながっているのが分かりますね。


イメージ的には、ストッキングの繊維を1本引っ張れば、
遠く離れたところまで伝線していきます。
手編みのセーターの毛糸を1本、引っ張り出せば、
全く違うところが引っ張られる上に、全体の形にも歪みが生じます。
(詳しくはHP「筋膜とは」を参照してください。)


つまり、腿裏の張りも、腿裏とつながっている別の部位が固まっていて、
腿裏の筋膜が引っ張られて突っ張っている状態で伸びなくなっているということです。


そこで次回、
まずはその筋膜のつながりで腿裏に関係してくる部位のストレッチを紹介していきます。
ストレッチそのものはいたって簡単。
ですが、ストレッチも用い方で効果が2倍、3倍と変わってきます。


実際にある部位のストレッチを行うと、腿裏もストレッチしやすくなっていきます。



これ、体が冷えている状態で温まっていないままの変化です。

ビフォアー
image/2011-12-29T18:21:09-1.jpg

アフター
image/2011-12-29T18:26:14-6.jpg


一人やらせじゃないですよ(笑)


この腿裏のストレッチだけを時間かけて行っただけでは、この変化はなかなか出ませんし、
ストレッチをした後、痛みが出やすく、動かしづらくなってしまいます。
体が冷えている状態ですから、なおさらです。
ところが、別の部位のストレッチを織り交ぜていくことで、
時間を短縮させ、ストレッチをした後、脚が軽くなっている状態に持っていくことができます。


体が温まっていればもっと改善しますグッド(上向き矢印)


ひらめき注)現在持っている柔軟性を最大限に引き出しやすくするということです。
  また、継続することで、今の限界の改善効果も高まります。






それでは、また手(パー)わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)






posted by うだけん院長 at 16:24| Comment(0) | コンディショニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

ストレッチと私

ストレッチというものに出会ってから25年。
あまりやってなかった時期もあれば、
毎日3時間以上やっていた時期もある。
ざっと平均して1日1時間(もっとしてるような気もするが・・・)とすると、
365時間×25年=9125時間。
もっとしてるような気がするので、約1万時間としよう。
少なくとも1万時間、ストレッチを通して自分の体の内側とコミュニケーションを取ってきたわけだ。
その割には、それほどスペシャルな柔軟性を身に付けているレベルではないかもしれない。

ただ、
正座は全くできない、
胡座も膝が床から60度くらい!?で上半身はひっくり返りそうな状態の体だった人間が、
今程度にはなった訳だから、まぁ変化率に関して言えば相当スペシャルであるとは思う。

普通にストレッチをしていても、膝は痛くなるは、股関節もすぐ痛くなるはで、
ストレッチをやればやるほど、可動域は狭まってく。
緩めても緩めてもあっという間に固まっていく。
もうなんとも堂々巡り、3歩進んで4歩下がるみたいな体でした・・・(笑)

で、ストレッチの本とか見ても、形、やり方は載ってるけど、
うまくいかないんですね。

自転車の乗り方の本なんかあったとしても、結局は自分で感覚を掴まないと乗れるようにならないですものね。

ひたすら思考錯誤してきました。
未だに、思考錯誤して新たな気づきを得ることもあります。

どうしたら、
痛くなることなく柔軟性を高められるのか、
固まってしまっているこの筋肉を緩めるには何秒行ったらいいのか、
どういう角度で、どういう力の入れ具合でおこなったらいいのか、
効率的に柔らかくするために、順番をどうすればいいのか、
どういう体の動かし方をすれば、柔軟性が上がるのか、
どういうトレーニング、エクササイズを組み合わせれば柔軟性が上げやすいのか、
温め方はどうするのか、
冷やしてやるのはどうなのか、
ああだこうだああだこうだ・・・。

延々と思考錯誤。

そんなのを繰り返し研究してできあがった独自のメソッドで、
13年ほど前にオリジナルのストレッチのクラスを始めました。
“ボディメンテナンス”“メディテーションストレッチ”“ヒーリングストレッチ”、
そんな名称で行っていました。
今でこそよく聞くようなクラス名ですが、当時はそういう系統のは聞いたことがない頃です。
そもそも60分とか90分のストレッチのクラスなんてめったにありませんでしたから。


長年の試行錯誤の末辿り着いた私自身の考え方の特徴があります。

1つ目。
1つのストレッチを3分から5分キープする。
小さい筋肉は、1分から3分にもなりますし、大きい筋肉なら5分から7分でもいい。
一般的には、ストレッチは15秒から30秒静止しましょう、と言われています。
ちょっとした準備体操的にはオッケーなのですが、
筋肉を緩める、柔軟性を高めるには、ちょっと足りない。
カチカチに固まってる筋肉なんかはまず緩まない。
それで、15分やってみたらどうかと思いついたんです。
そしたら、しびれた(笑)
ただ、5分とか10分とかやるとすごく緩む。
それに気づいて、いろんな部分の筋肉で試してみたりして。
時間かかりそうだけども、効率と効果は高まることがわかった。
その時々の筋肉の状態、気候、温度、時間帯によっても変わる。
これを知るだけでも全然違ってきます。

2つ目。
そうやって、1つのストレッチを10分とかやってると、
すごく体がリラックスしてくるのがわかるんです。
もっと深くリラックスすると、瞑想状態に近くなってくる。
するとさらに筋肉が緩みやすくなってきます。
瞑想状態に近くなってくるから、自分の心の状態とも向き合うようになってきて、
様々な感情の解放にもつながり、心が調整されることにも気づきました。
ちょうど、それ以前から瞑想をしていて、その感覚を体感していたので気づけたのだと思います。
それなら、先にリラックスした状態を作ってからストレッチをしたら効果が高まるだろうと、
自律訓練法や瞑想法を取り入れたストレッチのクラスを始めました。
当時は、誰もやってなかったのではないでしょうか。
レッスン受けてる方達は、トロトロホワ〜になってました。

3つ目。
ひたすら脱力して、地球の重力に身を任せる。
とにかく、トレーニングとか日常生活でも、力を入れることはよくやってる。
力を意図的に抜く練習ってあまりしない。
だからこそ力を意図的に抜く訓練をするのって重要だと思いました。
力が入ってるのって、車でブレーキかけながらアクセル踏んでるようなものです。
抜けてれば、スーッと動く。
体もおんなじです。

4つ目。
その後、鍼灸師、マッサージ師になった私は、
体を巡っている氣の通り道、経絡と、氣の出入りする場所、経穴(いわゆるツボ)、
を理解し、感じることができるようになりました。
ストレッチをしていると、氣が滞っている所がスーッと通るようになる感覚を掴んだのです。
とすると、症状に対して鍼灸で治療する時の経絡に沿ったストレッチをすれば、様々な症状の改善にもつながると考え、症状別でストレッチを取り入れることも考えました。
実際、ストレッチでかなりの効果を得ることもできます。

5つ目。
筋肉の骨への付着部である起始部と停止部とその筋肉が働く時の可動方向の理解は当然ですが、
個別の筋肉だけでは、イメージしづらい体の繋がりのラインも概念に入っています。
それが、筋膜です。
同時に体全体の構造のバランスを整えられる効果がストレッチでもかなり得られます。


おおまかにはこの5つの概念を元にストレッチをするだけで大きな変化を得ることができるでしょう。
行うストレッチだけを見れば、普通のストレッチにしか見えません。
ただ、そうした概念が元にあると、目に見えない奥深さを感じることができるようになりますし、
そうした体感することができてこそ、今の自分を変化させることもできるのだと思います。

情報量が膨大になっている昨今、真理を掴むのは結局、自分次第なのかもしれません。
posted by うだけん院長 at 06:23| Comment(0) | コンディショニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

メンテナンス

車のメンテナンス。


故障するたびに修理に出している車。


毎月でも定期的に整備している車。


快適ないい走りをしながら、かつ寿命が長いのはどちらでしょうか?

posted by うだけん院長 at 02:15| Comment(0) | コンディショニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
〜筋膜マッサージでカラダを本来の構造へ〜
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