2010年05月31日

身体構造と身体機能

私達ヒトの体には約200の骨があります。
たとえ骨だけを積み上げようとしても、骨はバラバラに崩れてしまい、1つのまとまった個体にはなれません。
1つ1つの骨が、靭帯、腱、筋肉、筋膜、皮膚などの線維性の結合組織につなぎ合わされることよって、バラバラの骨が人体の柱としての機能を果たすことができます。

1つの例えとしてキャンプで使うテントを思い浮かべてみましょう。
骨組があって、それに付着している布地の部分があって、さらにロープで引っ張られ、バランスを保っています。
もし、テントの布地の一部分がよじれていたり、一本のロープが縮んで短くなっていたらどうでしょうか。
骨組に歪みが生じテントのバランスが崩れるのが目に浮かぶと思います。

人の体も同じようにテンションを保ちながら、筋肉や筋膜などの結合組織が骨組をバランスよく支えてくれています。
もし、この結合組織が疲労やケガや病気などにより、縮んでいたり緊張して硬くなっていたらどうなるでしょうか?

当然、体に歪みが生じます。
体に歪みが生じれば、動きは鈍くなり、機能は段々と低下していってしまいます。
関節や筋肉をスムーズに動かすことができなくなると、関節に負担がかかったり、痛みが生じたりと好ましくない状態を引き起こしてしまいます。

自転車に例えると、ボディが歪んでいたらスムーズに前に進めなくなりますね。
ギコギコと音を立てながら進んで行くかもしれません。

また、体の中には神経や血管、リンパ管などが網の目のように張り巡らされていますが、これらは筋肉や筋膜などの結合組織の隙間をぬって全身に行き渡っています。
結合組織がひずみ骨格に歪みが生じれば、神経伝達、血液、体液の流れが滞り、体の各部分や臓器などに酸素や栄養の供給が不足することになり、それらの働きは徐々に鈍くなり病気や体調不良を引き起こす原因になります。

肩こりや腰痛などは、ある部位でひずみが生じたことによって、酸素や栄養の供給が不足したり、神経伝達が滞ったり、体のバランスを保つための余分なテンションがかかったりして、引き起こされています。

体の構造を本来の状態に戻してあげれば、体の機能も本来の働きをするようになり、様々な体の症状は改善の方向へ向かっていきます。



【関連する記事】
posted by うだけん院長 at 08:28| Comment(0) | 統養治療院の考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
〜筋膜マッサージでカラダを本来の構造へ〜
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。